世界地図を読みながら

地球を動き回ってないと落ち着かない日常

台湾環周✈④*2日目*高美湿地

日月潭から車埕駅にむかうバスは60元ほど。
40分くらいで終点へ。
車埕駅付近には大きなダムが。
集集線はこのダム建設のために作られた路線のため、
このダムはおそらく日本時代の建築。
というかどこにでもありそうですよね(笑)
 
ここは、林業が有名らしく、駅弁の手桶が有名なようなので
駅から歩いて数分のところにある、弁当屋さんで手桶駅弁を購入。
 
普通のお弁当は70元でしたが手桶だと240元。
かなり高価なうえに荷物になってしまうので迷いましたが、せっかくなので購入。
 
結構立派で。弁当は排骨とチキンとあり、チキンを購入。
これにスープがついているのでボリュームはあります。
4両編成の二水行き列車は満員。
朝はガラガラでしたが、週末のこの時間はさすがに観光路線。
 
列車は山間を走りながら二水まで50分ほど。
二水からは乗り換えて彰化へ。
台北方面に戻る形になります。
 
やってきたのは区間車(普通列車)
ロングシートの8両編成でした。
 
しかし乗車率がかなり良い...
座れないまま終点の彰化に到着。
ここで再び乗り換えて清水へ。
20分かからないぐらいで到着し、高美湿地に向かうのだが
事前に調べたところバスがない。そのためタクシーに乗りたい。
 
しかしそんなにお金もないため、
駅前でそれっぽい若者を捕まえ一緒に乗っていくことに(笑)
 
彼らは香港人カップルで、
300元を4人で割ったため一人75元(250円くらい)(^◇^)
 
20分くらい乗って到着。
あまり日本には紹介されていないところなので
そんなに人はいないのかな?
と思っていたらびっくり( ゚Д゚)
めちゃくちゃ人がいました!!!!!!
 
湿地の真ん中にある遊歩道には黒山の人だかりが。
 
台湾ではかなり人気なのでしょう。
 
その人だかりに混じって先端までゆっくりと進む。
おれんじの太陽が湿地を照らす。
水を張った湿地に映り込む。
思い通りに水は静水にはならなかったけど十分美しい。
 
ちなみに靴を脱げば湿地の上に立つこともでき
きれいに写真も撮れる場所。
すてきな景色に出会えました(^^♪
少ししたら太陽は雲に隠れてしまいこんな風に。
それでもやはりきれいなことに変わりはない。
アクセスはしづらいところかもしれないが一見の価値ありである。
 
きっとそのうち日本でも有名になるだろうなと思いながら、高美湿地を後に。。。
 
するはずが18:30発のバスのバス停が見つからない。
 
バスターミナルっぽい建物もない。
そうしているうちにもうあたりは暗くなり、人気もなくなってきた。
とりあえず屋台の人に「bus?」と尋ねるがわかってもらえない。
中国語ではバスってなんていうんだっけと思い、
ノートに「巴士」と書いて見せる。
すると「あっち!」というので走るが何も見つからない。
また別の店で尋ねると今度は反対を差してあっちだという。
再び走って行っても見つからない。
又聞いてみると、寺の前にあるというので進んでいくと、なるほど人がいる。
 
その一番後ろの人に「清水火車駅」に行くのか聞くと
「はい、行きますよ」と帰ってきた。
日本人だった。
 
彼は台中に住む日本人留学生で台湾に住んで一年ほどになるという。
中国語を勉強するために台湾に来ているとのこと。
その人に助けられながらなんとかバスに乗れ、清水駅に向かう。
 
そして発車したと思ったらすぐ次のバス停に止まった。
すると、多くの人が待っている、
けれどもマイクロバス程度のこのバスには乗り切れない。
 
最初の方に並んでいた数人だけが乗ったが、バスは無情にも発車してしまった。
残された人たちは気の毒だった。その後どうしたのかわからない。
このとき気づいたのだが、最初の人が教えてくれたバス停はこっちだったのだ。
きっとこっちのほうが近かった。
しかし私たちは見つけることができず、始発のバス停に向かった。
 
そのため乗れたのだ。
もしこのバス停にいたら乗れなかっただろう。
 
バスは清水駅に到着。
19:14発の高雄行の急行列車に乗る。
 
ちなみに触れていなかったが、この日の朝からはTR-PASS STUDENTを使用。
599元で台湾の在来線の急行以下の列車が5日間乗り放題というきっぷである。
残念ながら特急には乗れないが、599元(2300円くらい)で5日間乗り放題なら安いものである。ただ座席指定はできず、空席に座ることになるのだが。
21時過ぎに嘉義に到着。
この日は嘉義に泊まる。
 
予約していた駅前の大三通ホテルへ。(翌朝撮影)
この日だけ夜遅くに到着するのでホテルを予約しておいた。
次の日からは宿はそこで探すつもりである。
 
チェックインしてから、夕食を食べに街へ繰り出す。
マクドナルドがあったり、とんかつ屋さんがあったりして、
かなり迷ったのだが普通の食堂に入り、嘉義名物だという鶏飯を頼む。30元。
出てきたご飯は彩に欠け、どう見てもおいしそうではない。
 
一口食べてみると....おいしいい!!!!
 
初めて台湾でおいしいものに出会えた。
汁も日本で出されてもおかしくないような味でとてもおいしかった。
ただ色彩がない所はマイナスだが。
 
食べ終わってから、コンビニで買い物をし宿に戻って寝る。
 
続く