日本へ帰国
弾丸日程を終えて三日目。この日は帰国の日です。
朝8時、市街地から空港へ向かいます。アエロフロート東京便は11時発。
ヤンデックスタクシー(ロシア版UBER)で呼んだタクシーは5分くらいでやってきて、ノンストレスで空港まで。50分程度でした。
今回はホンダのFIT。しっかりYANDEXとラッピングしてあるので安心です。
ちなみに乗車中もとりわけ話しかけられませんでした。
いざ帰国です。
ウラジオストク国際空港
国際線カウンターは少なくてソウル行と東京行が入り乱れてすごい混雑。
空港に着いたのは8:50頃、手荷物検査を通過してチェックインが終わったのは9:30頃でした。
出国審査の前にはROYCEがあって面白かった。これから札幌に行くんですよ。
本当は札幌直行便だっただけに悲しい。
出国審査はパスポートと電子ビザを提示、出国カードを提出して直ぐにおしまい。
と思ったら、急に「ロシア語分かる?」と聞かれて、ちょっとならと答えたところ、
後ろの日本人たちに電子ビザをしっかり見せるように伝えて!と言われてびっくりした。ロシアのこういうところとても合理的で好き。
ビジネスラウンジ「Primorie」
ウラジオストク空港にはビジネスラウンジが一か所だけあって、Priority Passで利用可能。朝ごはんを食べられなかった分、ここでいただきます。
大韓航空のKALラウンジにもなっていました。
ビールなどアルコールもありつつ、ご飯も揃っていてしっかりしていました。
館内放送はラウンジ内まで聞こえるのでゆっくり休めた点も高評価。
来年からはJALやANAとも提携するんですかね。
高麗航空 ウラジオストク便
この日は月曜日。ちょうど北朝鮮の平壌から高麗航空が飛来する月・金にあたっていました。
オーロラ航空東京行、高麗航空平壌行、S7航空東京行とまさかの東京に挟まれる時刻表。この時間帯はソウル、東京、平壌と旧日本領がならんでいるところが面白いですね。ウラジオのアジアへの地理的近さを示しています。
飛行機へのバスの中から着陸を撮影できました。ソ連機イリューシン62。
北朝鮮に(政治的に)簡単には行けないですが、いつか高麗航空にも乗ってみたいものです。まさかウラジオで見れるとは思っていなかったのでちょっとしたサプライズでした。
オーロラ航空/アエロフロート 東京便
ウラジオストクから東京へはアエロフロートで。
運航はオーロラ航空ですが、オーロラ航空サイトからは航空券の買えない事実上アエロフロート便。まぁオーロラ航空はアエロフロートの子会社なので同じようなもんですかね。
一つ前のチェジュ航空ソウル行はボーディングブリッジでしたが東京はバス搭乗でした。LCCとの格差、、、
最後に出て写真を撮っていたら軍人にNO PHOTOと言われました。
この軍人は入国できなかった日本人の監視役でした。ウラジオストクの電子ビザはロシア側が本物のパスポートと情報が合致しているか確認することなく発行されるそうなので不備があった場合、出発空港のカウンターで止められますが、そこでも見逃された場合ウラジオまでやってきて入国拒否、空港内宿泊で日本に戻されるそうです…こわいこわい。
東京行機内。即位の礼連休の月曜日だったのでほぼ満席でした。
機内サービスは飲み物とサンドイッチ。サンドイッチは鶏か魚か選べて、魚はサーモンの燻製でした。美味しい。行きのS7よりしっかりしていて嬉しい。
ウラジオを離陸すると日本海を越えて一気に東京へ。2時間ほどのフライトで成田空港に到着。
到着時に拍手が起こるかな~~(ロシアでは着陸したら拍手する習慣がある)
と思っていたんですが微妙な雰囲気で、隣に座っていた友人が拍手し始めると、
何人か呼応して拍手していて面白かった。最後までロシアを感じながらの弾丸旅でした。
成田空港には定刻の到着。着陸してから延々10分間程度走り続けてT1に。
これでウラジオはおしまい。羽田に向かいます。