世界地図を読みながら

地球を動き回ってないと落ち着かない日常

台湾環周✈⑤*3日目*嘉義→高雄→小琉球

【3/7(三日目)】
初日から二日目にかけては夜行列車に乗ったため十分な睡眠がとれず、
台湾に来てから初めての宿泊。
ツインで一人2000円ほどの宿でぐっすりと睡眠できた。
 
特に目覚ましもかけず、起きたら9時20分ごろ。
 
乗る予定の列車は9:54。
慌てて朝食を食べ、荷物をまとめ駅に走る。
 
走るとはいっても駅前なので地下道をくぐり交差点を渡ってすぐ。
なんとか改札を通ったころには急行列車が入線。
間に合った(*_*;
と思い比較的空いている前方の車両へ。
 
使っている学生用TRパスは急行以下の列車には乗れるのだが、
この切符は座席指定ができない
しかしながら台湾の列車は普通列車を除いてすべて全席指定。
急行に乗るときには空席を利用する形となる。
これがまた厄介で、空席に座っていても次の駅から乗ってくるかもしれないし、
はたまた終点まで乗ってこないかもしれない。
駅に止まる度にドキドキしなければららず心臓に悪い。
 
ただ599元なので仕方ないのだが。
 
この列車では途中から結構乗ってきたのだが、
結局、座った席だけはほかの人も乗って来ずに高雄まで座っていられた。
2時間ほどで高雄に到着。
12時ごろだったので駅でご飯を食べようとする。
「マックがあったら入ろうか」と冗談で話していたら本当に駅にあった。
 
台湾食に飽きていた二人は迷わず入店。
こういう時は現地食を食べるべきなのだろうけど、台湾人もマック食べるしいいや。
頼んだのはダブルチーズバーガーセット。99元(350円ほど)
少し脂っこいそれが出てきましたが、もうおいしい。
日本ではそんなに食べないけど食べなれた味というのは恐ろしい。
ここ3年で一番おいしいマックになりました。
 
 
そうして駅前で東港へ行くバスを探す。
駅前には市内バス乗り場があったがここではない。
 
左に曲がると國光客運というのがありここが正解。
 
台湾のバスは非常に探しづらい。
日本のように駅前に固まってあるわけでなく、
それぞれの会社のバスターミナルが駅から少し離れたところにある。
行先もそれぞれで探すのに一苦労である。
とりわけ面倒なのが、
 
必ずと言っていいほどタクシーの運転手がどこまで行くのか、と絡んでくること。
 
貧乏な学生にそんなお金はないから早く断わりたいのだが、
いかんせん中国語がわからない。
適当にあしらっていくけども。
 
ここは台湾なのだと実感させる点でもある。
日本だとこちらから行かない限りはしつこく来ない。
けれども台湾では向こうからやってくる。
面倒ではあるが楽しいようにも思えてしまう。
 
12:45発の懇丁行き9127バスに乗る。
 
 
1時間かからずに東港付近に到着。
しかし、今日向かいたいのは東港の船乗り場。

バス停から一キロ程度離れている。
14時のバスに乗るために焦って走っていると
ガス屋さんの軽トラが止まった。
おじさんが顔を出し、口を開く「どこへ行くんだ?」
 
私は「小琉球、船」と言うと「乗れ」と後ろに視線を投げる。
その先にあったのはプロパンガスがいっぱい乗ってる荷台!!
なんと軽トラの荷台(プロパンガス搭載)に乗ることになってしまった。
車はぐんぐん進んでゆく。「これって事故ったら死ぬんだろうなあ」
 
急に車は止まって無事に船乗り場についた。
14時の船にも乗れおじさんには感謝である。
謝謝と告げるとすごくうれしそうな顔をしていた。ありがたい。
 
230元の切符を購入し、これから小琉球という小島に向かう。
 
 
東港という港から小琉球まで30分ほどの高速船の旅。
船内では白色恐怖(白色テロ)関連のニュースが続々と…
 
30分ほどで小琉球に到着。
港にいる客引きの人たちに引っかかりつつ今晩の宿を探す。
 
最初はおばちゃんに一泊一人1800元、バイク付きという風にされたが、
1800元というと6000円近い…
もういいから!と追っ払ってもついてくる。
 
そんな時、横から入り込んできたお姉さんが
一泊1500元でどうだと言ってきたので、面倒だったのでそこに決める。
 
そうすると、港の近くのモーターバイクのお店に連れていかれ、
モーターバイクを借り、宿に向かう。
 
 
宿で少し休憩してから島内ツーリングへ。
 
一周わずか30分ほどでできてしまう小さな島で、暗くなるまで島内を散歩。
 
海のきれいな島でした。
 
翌日に続く